将来に備えて貯金をしたいと思いつつも、「なかなかお金が貯まらない」と悩んでいる女性は多くいるのではないだろうか。毎月、生活費以上の収入があるのなら、自然と貯まっていてもおかしくないはずだ。通帳がいつもカツカツな状態である人は、支出の無駄が多い「隠れ浪費」をしているからかもしれない。
貯金を成功させるためには、まず最初に自分の収入と支出を把握することが重要だ。家計簿をつけたり、銀行口座の入出金明細を確認したりすれば、毎月何にいくら使っているのかを把握できる。その上で、無駄な支出を減らす「節約」を意識してみよう。
節約には、大きく分けて「固定費の見直し」と「変動費の見直し」がある。固定費とは、家賃や光熱費、通信費、保険料など、毎月必ず発生する費用のことだ。これらの固定費を見直すことで、毎月確実に支出を減らすことができる。例えばスマホの料金プランを見直し、格安SIMに乗り換えるなどするだけで、年間で数万円の節約になることもある。また、電気やガス会社の見直しも効果的だ。
変動費とは、食費や日用品費、交際費、娯楽費など、毎月変動する費用のことだ。これらの変動費は、毎日の心がけ次第で大きく減らすことができる。スーパーマーケットの特売日を狙って買い物したり、コンビニでの衝動買いを控えたりするだけでも、食費は大きく変わってくる。意外とコーヒーやお菓子などの嗜好品で出費がかさんでしまっているケースが多いため、心当たりがあるなら日常の行動の見直しをすると良いだろう。